歯を失っても
お口の機能を維持する
歯を失ってしまった方へ
不幸にも虫歯、歯周病や外傷など歯を失ってしまったあと、そのままにしてはいけません。
歯の機能を維持するためにも、様々な治療から噛み合わせが崩れることを防ぎ、健康な生活を保ち続けましょう。
Lost tooth
もし歯を失ってしまったら
歯を失う1番の原因は歯周病
歯周病はお口の中の細菌が原因で、歯ぐきや歯を支える骨などの組織が炎症を起こす疾患です。初期段階では歯ぐきが腫れたり、ブラッシング時に血が出たりするだけです。痛みを感じることはほとんどありません。
しかし、初期段階で治療や予防を行わないと、知らず知らずのうちに歯を支える骨や周囲の組織にダメージが蓄積。気づいたときには治療が大がかりになったり、抜歯を検討したりするケースも考えられます。若い人も歯周病とは無関係ではありません。あるデータによると、30代以降では約70%以上の方が、程度の差はあるものの歯周病に罹患していると言われています。実際歯を失う原因として、歯周病は虫歯を抜いて第一位です。 日本はメインテナンスで歯科医院に来る患者様の数が少ないことから、「歯周病大国」といわれているのが現状です。
歯を失ったままになるとどうなるか・・・
私たちの歯は28本揃っていることで、適切な噛み合わせを得られて、咀嚼や発音など問題なく行えます。
しかし、虫歯や歯周病や虫歯などで歯が動いたり、1本でも欠けたりすると、噛み合わせは大きく変化します。数日から1週間で歯並びが変わることも珍しくありません。
見た目だけの問題ではなく、一部の歯に負担が集中したり、食事をしにくくなったりとさまざまな悪影響を及ぼします。その状態を放置すると、噛むたびに痛みが出てきたり、頭痛や肩こりを生じたりするリスクも高まります。もし歯が失ってしまったら、早めに入れ歯やインプラントなどで歯の機能を回復するようにしましょう。
咬合の再構成
噛み合わせに異常が生じた際、当クリニックでは咬合再構成を行っていきます。目指しているのは、全体の歯が正しく噛み合い、上下の歯の咬合力のバランスを保った状態をキープすることです。
そのためにも、歯の構造、骨格、顎の動き、咬合接触点をトータルで分析。そのうえで、ブリッジやインプラントなどの治療に矯正を組み合わせるなどの治療計画を作成し、患者様一人ひとりに適した嚙み合わせに整えていきます。
インプラント治療
インプラントは欠損した歯の治療法として注目を集めています。
歯を失った部位の顎の骨に、チタンを主成分とする人工歯根を植え込み、その上から人工歯を取り付ける外科手術です。
顎の骨とチタンが密接に結合することで、天然歯に近い噛み合わせと見た目に回復できます。当クリニックでは、マイクロスコープを用いてインプラント治療を行っております。